たのぶろ/コーチングと森林浴とジェンダー

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教えて!となりのパートナーシップ#6 ゆかりす&りょうすけ

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連載インタビュー記事 教えて!となりのパートナーシップ、6回目となりました。
今回は、スウェーデン在住で2歳のお子さんを子育て中のゆかりす&りょうすけにインタビュー!!メルトダウンのようなパートナーシップの危機時期を二人で乗り越え、今は夫婦のパートナーシップを高めることに取り組んでいる素敵なお二人です。

ゆかりすは、以前インタビューさせてもらったオッスンの同僚です。オッスン、ご紹介ありがとうございます!


パートナシップにおける3つの学び

  1. 大事にすべきは、個人>パートナー>家族
  2. パートナーシップは継続して努力が必要
  3. デジタル・デトックス&会話時間を支えるレゴブロック

それでは、楽しんでどうぞ。

ゆかりす&りょうすけ・パートナーシップインタビュー

パートナーシップ歴&パートナーの素敵なところ

ゆかりす&りょうすけ:付き合って8年、結婚して6年です。

ゆかりす:先ほど公園に行っていて。りょうすけが、ホッケーの遊具で、子どもと楽しそうに遊んでいた所!前屈気味のガチが良かった(笑)

りょうすけ:ゆかりすの明るさと笑顔。一時期、元気のない時期もあったんだけど、改めてゆかりすの笑顔がいいと思ってます!

パートナーシップの山や谷

ゆかりす:山は、率直にいま。パートナーシップにおいても、人生においても、今がベストでありたいと思ってる。あと、「谷を経たからこその今」という感覚もあるな。

りょうすけ:山は2回かな。子どもが生まれる前と今。子どもが生まれる前は、イギリスにいて、各々の生活と夫婦としての生活の両方が充実していた。今は、谷を通り抜けての山で、今ようやく家族3人で過ごせているような感覚がある。自分たちの満足と家族が満足がいま両方ある。

ふーみん:『お互いが独立して充実していること』と『パートナー・家族としての満足していること』の両方があってベストな状態。谷はどんなものだったの?

ゆかりす:2年前に鬱を患って、私が別人のようになっていて。心身が不調ということもあるけど、パートナーシップとしては厳しい状態だった。産後で身体の状態もよくないし、りょうすけは仕事が忙しいし、スウェーデンに来たばかりで頼れる先も少なくて。りょうすけに対して「なんで分かってくれないの?」「もっと一緒にいてくれないの?」という気持ちがいっぱいあって、パートナーとして寄り添いたけどその方法が分からずにいました。

りょうすけ:そう、谷のときはお互い自分に余裕がなかった。夫婦のメルトダウンって感じだったね。

パートナーシップを高めてきた秘訣

ふーみん:谷=メルトダウン!かなり危機的な状態だったんですね。そこから、今の状態になるまでにやったことは何?

りょうすけ:家族として成り立たなくなるという危機感を感じたから、仕事のクオリティは一旦脇に置いて、家にいることを優先した。「妻がいま鬱を患っている」と周りに伝えて、理解を求めた。伝えることで、心の持ち方はだいぶ軽くなったかな。

ゆかりす:メルトダウンの最中、カウンセラーに言われて気がついたことがあって。私は、「私が~したのに、りょうすけが~してくれなかった」と悲しくなることが多かった。カウンセラーは「パートナーの存在は一旦置いておこう。自分自身はどうすればHappyになるの?」と私に問うた。逆説的だけど、パートナーシップを高めるためには、まず自分にとって何が良いのか?を自分に問いかける必要がある。『優先順位があるとしたら、自分を一番におくべき』『まずは自分を大切にすること』を学んだ。それからは、「私のせいで、ごめんなさい」と悲しくなる気持ちが、怒りに変わって、喧嘩して、話し合いが出来るように変わって。その後はどんなに忙しくても、どれだけ時間がかかっても、向き合って話すことにした。

ふーみん:パートナーシップの前に、自分を大事にする、整える感覚、すごく分かります…!

ゆかりす:そう、自分がOKだと、相手を支えられる。そこをブレさせてはいけないね。その時の経験は、私達にとって必要な試練だったと思う。2年かかって、メルトダウンを乗り越えられたことは私の誇り。りょうすけ無しでは無理だったし、二人で乗り越えられたことが嬉しいし、結束が強まった。

ふーみん:今、パートナーシップを高めるための仕組みはある?

ゆかりす:子どもが寝たあと、毎日約1時間レゴしてます!デジタル・デトックスしながら、ふたりで話す時間。スマホ見てると、すぐ時間が経っちゃうし、一人の空間に入っちゃう。二人でいるのに一人。だから、意識して二人の時間を作ってる。

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レゴの街

ふーみん:わーすごい!手作業しながら、話すっていいですね!めっちゃいい!一緒にやることがあるって本当にいい!それを固定してるとこも良いですね。迷わない。

りょうすけ:少し前だけど、ベビーシッターを頼んで、二人だけの時間を2週間に1回作ってた。ゆかりすが、鬱から復活してきたときにやってたね。個人の復活のつぎは、夫婦の復活をしようと思って。子どもがいるから、家族でいると役割が親になるから、夫婦としての時間を作りたかった。手を繋いで、ランチにいって、デートして。今は、毎日のレゴタイムと時々のランチタイムで夫婦の時間を作ってるかな。大切にする順番は「個人>パートナー>家族」

ふーみん:うんうん、家族といると、夫婦の復活は曖昧になって、忘れ去られちゃいますよね。そこに意識的に目を向ける。素敵です…!


大事なことの決め方

りょうすけ:役割分担があるかなー。私が条件やパターンをざーっとあげて、ゆかりすが感性で決める。物によってはゆかりすが感性で走る抜けるものもある(笑)

ゆかりす:そうそう、餅は餅屋じゃないけど、そのパターンになってるよね。例えば、家を決める時も条件を全部あげて、20件くらいリストアップしてたね。そして、最後はバサッと感性で。

りょうすけ:感性だけで決めると、大事な条件が抜けちゃったり、条件で絞ろうとするとドツボにハマったりするから、お互い良いバランスだよね~。

ふーみん:良いですね~いいバランスで信頼し合ってる!

喧嘩について

ふーみん:喧嘩しますか?

ゆかりす:最近は喧嘩にならず、そういう人だよねって許容出来るようになった感じ。私、以前はりょうすけのこと大海のような心の広さを感じてた。けど、今は一円玉の表面張力くらい(笑)。子どもにも部下と話すように詰めてるところとか。逆に私は、子どものことはおおらかに見守れてて、自分の許容範囲が広がりを感じてるかな。私が大海になってる感覚。そう思って、りょうすけに接すると「うんうん、一円玉だもんね」って優しくなれる(笑)

ふーみん:ゆかりすが子どもを産んでから大海になるのは、実体験としてもなんとなく分かるなーと。りょうすけが、大海から一円玉になったのは何があったの?

りょうすけ:遠浅だったんじゃない(笑)。遠くから見ると大海に見えるけど、フラストレーション溜まってたと思う。組織や友達に合わせて、こうあるべきみたいなのをずっと作ってきた。ゆかりすの前でも頼れる大海でいなきゃって作ってきた。それがどんどん窮屈になって、メルトダウンしたときに、もういいや!不満があったら言おう!ってなった。メルトダウン中に、ゆかりすが泣き叫んでいるときに、自分も爆発しちゃった時があって、その瞬間ゆかりすが冷めてるんですよ。えっそんな感じなら、もう一円玉でいいやってなった。作った自分・隠している自分が大きいと、一回出しちゃうと楽です。

ゆかりす:良いパートナーシップがあると、相手を知るとともに、自分を知れるよね。隠しているつもりもなくて、ぽんと出てきちゃう感じ。一円玉りょうすけもそうだと思う。素の自分に出会って、受け入れることができるとすごく楽。パーソナルなレベルでも、ビジネスでも、使える引き出し・ペルソナが増える。亀裂が入ることを恐れて、爆発できないことって多いけどね。怖がらずにね。

いまのパートナーシップ得点とこれから

ふーみん:今のパートナーシップに点数をつけるとしたら?

りょうすけ:80点!親としての自分はある程度納得してる。残りの20点は、スポーツや趣味みたいな個人としてやりたいことを増やしていきたいのと、イチャイチャピチピチしている夫婦関係になるために努力したい、という気持ちを表してます。

ゆかりす:90点!レゴタイムがとても良くて、話したいという気持ちが満たされてる。メルトダウンを一緒に乗り越えて、心配しなくても、これからずっとりょうすけと一緒にいられるという感覚を持てている。あとは、りょうすけが自分らしく楽しい時間が増やせると、もっと良いなと思う!

ふーみん:これからのパートナーシップはどうしたい?

りょうすけ:今大事にしていることを大事にしながら、自分が打ち込めることへ時間を作っていくこと、夫婦としてのクオリティをあげることを努力してあげていきたいな。

ゆかりす:子どもが巣立った後にも、旅行したり、仲良く生きていきたい。どれだけ子どもが大きくなっても、手を繋いでいたい。そう思うと、手を繋ぎ続けることなのかなー。夫婦の部分をなくすと、結婚した意味がないような気がして。子どものことに勤しむあまり、お互いのことを忘れてしまうともったいないよね。

ふーみん:個人と家族は優先されるけど、その間にある夫婦は歩み寄り、努力が必要で、そして継続が必要な部分ですね。

ゆかりす:自然に維持できるものではないと思う。子どもは関わっていくけど、夫婦は受け身になりがち。だからこそ、怖がらず踏み込んでいく必要があるね!

編集後記

大きな頷きとともにいたインタビューでした。メルトダウンを経たからこそ、殻を破り、新しい自分を発見し、更にお互いを大事に思い合う、お二人。めちゃくちゃ素敵でした。そして、大事な順番は「個人>パートナー>家族」にも激しく同意です。まずは自分を整えてこそ、相手を大切にできる、関係性を更に強めていける。そして、いつまでもパートナーシップを高め合える二人でいる、そこに意識的であることの大切さを学びました。私にとって、本当に素敵な出会いで、今後も大切にしたい時間となりました。沢山の学びをありがとうございます!

ゆかりすのレゴインスタも必見です^^
https://www.instagram.com/legoris.city/

ゆかりすを紹介して頂いたオッスンのパートナーシップ記事も合わせてどうぞ^^
tanoraku.hatenadiary.com