夫です。この数ヶ月、自分の自己肯定感が高まっていることを日々感じています。のびのびとやりたいことがどんどん出てきたり、アイディアがスムーズに出てくるようになりました。2022年のやりたいことも、テンポよく100個出てきました(去年は50個出すのにもけっこう苦労した)。
最近自分の中で何が変わったのかということを、ちょっと考えてみたいと思います。
30代前半までは低かった
いま思うと20代から30代前半にかけては、自己肯定感がかなり低かったと思います。
他人やコミュニティに依存しすぎたり、できない自分には価値がないと思って仕事をやりすぎたり、自分のやりたいことよりもやるべきことを優先していたり。何か自分の中で欠けている部分を、どうにか補ったり修復したりしようとしていたのだなと。
どうやって高めたか
経験や年齢によって自然と高まったかというとおそらくそういうことはなく、自分なりにもいくつかの努力をしたし、周りからのサポートをもらいながら取り組んできたと思っています。
(1)より良く生きる思想や方法についての読書
時々読む文化人類学、社会学、理論書、エッセイなどからは、「よりよく生きる」ための思想や方法を学ぶことができると思っています。その読書を通して自分自身のことをたくさん考えるのは大事な機会です。影響を受けた本を何冊か紹介しておきますね。
(2)仕事や家事育児のオーナーシップ
この数年で仕事や家事育児での自分ごと感=オーナーシップを段階的に高めています。チームの中で重要なポジションを担ったり、 家事育児の中での役割や舵取りする部分を増やしたり。やらされているという意識ではなくて、自分自身がやると決めてやっているという実感は、自信につながっていると思います。
(3)リーダーシップの開発
仕事で参加したリーダーシップの開発のための研修やワークショップで、かなり自分自身の価値観や考え方を掘り下げたことは良い機会だったと思っています。一緒にプログラムに参加する人たちとの相互作用や安心感の中で取り組めたのは大きかったですね。
(4)コーチング
この1年ほど継続的にコーチングを受けています。 自分のありたい姿や葛藤について、信頼するコーチからのサポートを受けて、言語化することに取り組んでいます。 自分のことをより深く理解することによって、地に足がついてきました。ぬかるんでいた地面がしっかりした地盤になってきた感覚です。
※コーチングって?という方はこちらをぜひ。
(5)身体感覚
コロナ以降、そして箱根に移住してからは特に、ランニングやトレーニングに時間を使い、食事や睡眠の質を高めることに取り組んできました。 体のコンディションが上がることで心が整い、頭の回転もよくなるという好循環を実感できています。
承認欲求という底の抜けたバケツ
若い頃の僕は承認欲求の塊でした。 誰かに認められたり褒められたりしていないと不安で仕方がなかったのです。 そういう時期を経験してきた人も少なくないのではないでしょうか。
ただ、この承認欲求というのは厄介で、底の抜けたバケツのようなものだとある時に気づきました。欲しい欲しいと思ってどんどんもらおうとしても、根本的には満たされることはないままそれを繰り返してしまう。むしろ、やればやるほど渇きは増して虚しくもなる。
結局のところ、自分のことを満たすのは自分なのです。自分が自分を心から認めてあげることで、ようやくバケツの底が塞がれて水が貯まり、井戸のように湧き出てくるようにもなります。
いま、そういう状態を実感できているのはとても幸運なことですし、それを支えてくれた家族や友人・仲間にとても感謝しています。
2022年にこのブログを書けて、なかなか良い1年をスタートできそうな予感がしています。