たのぶろ/コーチングと森林浴と、ジェンダーと

自分を大切にするために、一歩踏み出すエッセンスをお届けしています。

コーチングの関係は甘えか

こんにちは。
※私のコーチングセッションを受けているクライアントさんにお送りしているメルマガを転載しています。

やっと今週から、子供たちが登園できるようになり、
晴れて!のびのびと仕事ができてます。とっても嬉しい!!
自分の持ち場で元気に生きることは本当に大切ですね。

今日は、
コーチングの関係は甘えか?」というテーマで書いてみます。
最近、複数のクライアントさん・またはお友達から、
この関係は甘えではないか?私はコーチングに依存していないか?という問いを頂いたので、
私なりに考えてみました。

まずは、広辞苑で調べてみると、

依存:他のものをたよりとして存在すること。「親に―した暮し」
甘え:甘えること。また、その気持。「―が抜けない」

うーん、分かるような分からないような…。

コーチングの関係が適切かの見極めポイント


私が考えるコーチングの関係は、
クライアント・コーチ共にまず自分の足で立ち、
その場から、お互いにクライアントの内側に好奇心を向けて対話していく関係だ
と考えています。

適切な関係を保っているか、見極めのポイントとして、
・自分の足でお互いが立っているか?
 どちらかが相手に寄りかかったり、へたへたと座り込んでいるエネルギーのない状態ではなく、
 お互いが意欲的にその場に立っているか、向き合う準備ができているか

・その場から対話しているか?
 手を差し伸べたり、代わりにやってあげたり、一緒に荷物を背負ったりする状態ではなく、
 相手を信じ、自分の場所にいるか

Co-activeコーチングのNCRWという考え方にも通じています。

People are Naturally Creative, Resourceful, and Whole (NCRW).
人はもともと創造力と才知に溢れ欠けるところのない存在

あなたもわたしも、NCRW。たとえそれがどんな状態であっても。
もし変化を生み出したい、そこから抜け出したい、立ち上がりたいと願えば、
自分の力でそれができる存在だと信じ合えていることが大切だと考えています。

少し冷たい、突き放されたようにも感じられるかもしれません。
お互いに寂しさも内包しつつ、自分の力を信じていきたいのです。

視点を変えてみよう


もう一つ、「この関係が甘え」ではないかと考えるときに
自分の内側に視点(ものの見方)があるのでは?と考えてみると面白いかも知れません。
例えば、
・自分のことは、自分だけで決めなければいけない
・弱音を誰かに言ってはいけない
・強く生きるべきだ
・本当は誰も私の話なんて聴きたくない
など。

ただの視点だと思えば、他の視点を試すことができます。
(視点に良し悪しはありません。)

視点を変えてみましょう。
例えば、
・誰しも誰かに頼って生きている
・私の人生は冒険だ
・誰かと分かち合うことは素晴らしいことだ
・私は自然の一部だ

こう考えてみると、コーチングの関係はどんな風に捉えられるでしょうか?
コーチングの関係、そしてコーチング自体をどう捉えるかは、あなたが決めることができます。

私自身は、コーチングを、
自分の本当に大切なものに気付き、それを確かしていくものと捉えています。
目標達成や成果を手に入れることも素晴らしいことだと思っていますが、
それ以上に、自分が本当に大切にしたいものを大切にし、
それを形作っていくのは、豊かなことだと思うのです。

誰かが言った、誰かが作った、大切だと思い込まされていることではなく、
本当に自分を大切にする、自分の意思を表明していく生き方をする
 を、
クライアントさんと共にしていきたいと思っています。


★だれかとの関係性を見つめるためにおすすめの本
心理カウンセラーの信田さよ子さんの「タフラブ 絆を手放す生き方」
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夫とラジオでも話しました。
radiotalk.jp



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