たのぶろ/コーチングと森林浴と、ジェンダーと

自分を大切にするために、一歩踏み出すエッセンスをお届けしています。

トイレ掃除、卒業しました。

夫です。お風呂上がりに娘たちと一緒に歯磨きしてしまった方が、寝かしつけ後の夜のおやつをストップできるのがわかっていながら、つい自分を甘やかしてスルーして何か食べちゃいますね。こんばんは。

さて、この8月で、私・夫はトイレ掃除を卒業しました
夫婦で共同生活を始めた際、家事・入門編としてまずスタートしたのがトイレ掃除だったんですね(そういう人、少なくない気がします)。
家事分担については以前に妻の方でもちょっと書いていますが、ぼくは当初まったくの戦力外でした。
長女が産まれてしばらくした後、妻がその時点での家事分担を表で見える化してくれて、愕然としました。ずいぶんやっているつもりでいたけど、全然やってない!ぐうの音も出ない!
家事って毎日やり続ける定常タスクが重要だと今はわかりますが、当時ぼくがやっていたのはほとんどが非定常タスクだったんですよね(休日の料理、週1程度のトイレ掃除・風呂掃除など)。

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近い境遇の話が書いてあって強く共感した本

そこでショックを受けて気づいてから、少しずつ夫婦の家事バランスは改善されていきました。
いわゆる「名もなき家事」もあまり意識せずやれるようになりました。
指示待ちではなく、自分の頭で考えて動くようになりました。
お互いの得意・不得意から分担を話し合い、今では対等かつジェンダーレスな家事分担になっています(けっこう自信ありますし、妻も認めてくれています)。

その出発点だった、トイレ掃除!実は、ぼくは掃除・片付けがすごく苦手なのです。
毎日の料理は楽しくやれますし、洗濯も最近は嫌いではなくなってきました。
でも、掃除・片付けはダメ。きれいにする、整理整頓するということに全くテンションがあがりません。まぁ、暮らせていればいいんじゃん・・・?ぐらいのもので、はっきり言って雑です。
たぶん「ちゃんとする」「ピシッとする」みたいなことが苦手なんでしょうね。それに近い感覚で、組み立て系家具も全く戦力になりません。妻任せです。
そんなぼくが、在宅ワークでさらに使用頻度・重要度が高まっているトイレ掃除を担当することは、とても適任とは言えないわけですね。
というわけで先日、「トイレ掃除、9月から交代しませんか・・・?」と妻に申し出たところ、了承をいただきました。やった!

これを経て、なんだかようやく家事・育児の一人前という実感がわいています。
ちなみにぼくは、家事・育児への参画度合いが高まるにつれて、仕事の生産性や楽しさも高まっています。運動や読書の習慣化も連動していると思います。
家事・育児をやればやるほど、人生・暮らしの別の側面の質も高まり、幸福度が上がっているという主観的感覚があります。
たぶん、日常のなるべく多くの側面を自分で舵取りできているということが、納得感を高めてくれているんだと思うんですね。

前述で紹介した書籍「パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ! ママの社会進出と家族の幸せのために」のタイトルに加えて言えば、パパ(夫)の家庭進出は、社会と、家族と、そして自分自身も変えてくれるのだと思います。