たのぶろ 〜たのしくはたらく夫婦のブログ〜

2020年、東京から箱根に移住!楽しく働いて気楽に子育てして箱根で暮らす、夫婦の日々を書きます。

未来の娘に贈る本を集めておく

夫です。箱根も春らしくなりました。山の春って、五感に入ってくるものがとても多いんですね。花の色と匂い、鳥やカエルの声、風が森を揺らす音。
年々、所有したいという欲が後ろに下がっていっている気がします。
前のブログにも書きましたが、贈りたいとか循環させたいという気持ちが前に出てきています。
と言いながら、仕事の便利グッズや山や庭で遊ぶための道具は増えてもいるのですが。

前回に続けて本の話です。
ぼくたち夫婦はちょっと前から、娘たちにおすすめ本を見つけたら、少しずつ買い集めるようにしています。
ぼく自身も、本から得られた感動や学びで人生を支えられた経験がありました。
そういう本との出会いって、人に薦められてというよりは、書店や図書館でふと目についた時に起きていた記憶があります。
未来の娘たちにとって、自宅の本棚がそんなさりげない出会いのきっかけになってくれたらなと願っています。

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これだとさりげなくない

著者のひとりの高橋ライチさんから、「きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ」を贈っていただいて、読みました。ああ、これは娘たちに必要な時がくるかもしれない本だな、と。

冒頭に”「社会に出る」という発想をわたしたちはやめたい。”と書かれていて、そうなんだよね、と深くうなずきました。
社会に出た大人と、出ていない子ども。
自己責任で生きる大人と、保護者の責任で生きる子ども。
そういうことじゃないよね、と思います。
切り分けて考えることは便利ではありますが、ぼくらの暮らしから連続性の実感を薄れさせてしまう感じがします。

センサーの感度が良すぎたのかいつもギスギスした10代だったぼく。
親になってもやっぱり世の中との折り合いに苦労しながらも幸せを感じているぼく。
いま目の前のことに全力でぶつかりまくっている、まだ字が読めない4才と1才の娘たち。
10代になっていろんなことを思い感じて、親の本棚にふと手を伸ばすかもしれない娘たち。
それらは全部ちがう時間だけど、全部つながっていることでもある。ぼく自身も子どもだったし、いまでもけっこうな部分が子ども的でもある。
だからいつでも、「こうすれば正解なんだ!大人がわかっていて子どもがわかっていないんだ」ではなくて
「いろんな考え方と選択肢があるから一緒に考えようよ」と娘たちに言える人間でありたいな、と思います。
そういうことを、贈っていただいた本を読んで考えました。
子どもの成長に関わる大人や、自分の現在地がよくわからなくなってきたなという子ども・若者におすすめの、素敵な「トリセツ」でした。