たのぶろ/コーチングと森林浴と、ジェンダーと

自分を大切にするために、一歩踏み出すエッセンスをお届けしています。

核家族onlyで子育てって無理ゲー/暮らしや子育てを地域に開く

夫です。そして4才と1才の娘の父です。
特にコロナの感染拡大後、ロックダウン育児の時期に痛感しました。

子育てには「他人」の関わりが絶対に必要

親子だけに関係性が閉じていると、子どもたちの無限で無軌道のパワーに翻弄されて、ついコントロール(よく言えばしつけ、悪く言えば支配)したくなってしまうんですよね。ぼくら夫婦の子育て方針としては、そうしたくないにも関わらず。

f:id:tanoraku:20210120211312j:plain
ちょっと前に話し合ってつくった子育て方針

育児・家事に他人に関わってもらうことで、父と母にも余白ができて、大事にしたいことを大事にできる健康な子育てに近づくと感じています。
一時保育や通常の保育園、家事代行、ファミサポ制度、食洗機やホットクックやルンバのような時短家電、時々のレトルト食品、(うちは遠方だけど)祖父母や親戚、などなど。公的or民間のサービスはどんどん使うようになりました。
でも、東京にいた頃はどうしてもぼくらには難しかったことがあって・・・。

ご近所さんとの友だち付き合い

いま思うと、東京にいた時、ぼくはずいぶん警戒心が強かったと思います(もしかしたら妻も)。
東京育ちらしいシニカルさもあり、見知らぬ他人のふるまいにイライラすることも少なくありませんでした。
たぶん、他者とのつながりに求める目的が「ろくでもない(と思っている)世の中から自分と家族を守る」にあったんだなーと。
だから、あんなに人はたくさんいた東京だったのに、ご近所さんとは友だちになれませんでした(妻はちょっと友だちいたみたいですが)。

で、その教訓があったので、「箱根に住んだら近所に友だちをつくろう」と夫婦で話していました。
実際、ハコネステイルを通じて出会った人たちとは仲良くさせてもらえそうで、ほっとしています。
隣や向かいの家のご近所さんたちも娘たちに声をかけてくれることが多く、こないだは箱根の黒たまごをいただいて、長女がおいしく食べていました。
これって、東京に比べて箱根は良い人たちが多いというよりは(それもあるかもしれないですけどね)、ぼくや妻の心がまえによるものが大きいんだろうなと思います。
他者とのつながりに求める目的を、移住してロケーションが変わったことで「自分たちの暮らしや子育てを地域に開いてシェアする」に変化させることができたのですね、ようやく。

コロナの状況もあるのですぐには難しいけれど、「近所の友だち」とお互いの家を行き来したり家族ぐるみのお付き合いをしたりする、(当たり前にとってぼくらにとっては)憧れの暮らし・子育てに近づいていけるといいな。