たのぶろ/コーチングと森林浴と、ジェンダーと

自分を大切にするために、一歩踏み出すエッセンスをお届けしています。

箱根暮らしが始まって1ヶ月の行動と心境の変化

夫です。今日は仕事納めで、2020年はいろいろあったなぁとふり返りながらこれを書いています。
箱根暮らしが始まって1ヶ月、ぼくの行動と心境にでてきた変化について。

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誰もいない広場で凧揚げ
よく知らない人とおしゃべりするようになった
  • 近所の人と顔を合わせれば自分からあいさつ。
  • 訪ねてきてくれた自治会の方と世間話。
  • 保育士さんに娘たちの様子を質問。
  • 登山の休憩中に出会ったおじさんとひとしきりおしゃべり。

ぜんぶ、移住前はほとんどやっていなかったことです。
東京で暮らしていた頃のぼくは、警戒心が強く、家族・友人・仕事仲間以外には基本的に心を閉ざしていました(こう書くとやばいやつみたい)。
コロナ後には「近所に友だちいないと子育てきつい、むり」と痛感したのですが、東京にいる間は結局どうにもできませんでした。
社交性レベルが急速にまともに近づきつつあります。箱根に来て何が変わったのでしょう?
箱根暮らしが楽しいから気持ちがオープンになっている?新しい土地で新しい性格が生えつつある?
変化の理由ははっきりとはわかりませんが、以前のぼくの「警戒心が強く、防衛的で、時に攻撃的でもある」みたいな側面は、東京という土地と結びついていたのだろうとは思います。

登山を再開した

このブログにもソロ登山の記録を書きましたが、約10年ぶりの登山でした。
tanoraku.hatenadiary.com
これはもう、すぐそこに山があるから、というのは大きいです。
それとやっぱり、心が解放されつつあって、自分自身の欲求や喜びを大事にしようとしているのだと思います。

家事・育児のイライラが減った

家事・育児にけっこうイライラして家族にあたってしまうこともあるぼくでした。
ゼロになったわけではありませんが、そうした場面は箱根にきてずいぶん減ったと思います。
娘に大声でピーピー言われても「ま、いいか」とOKを出せることが増えました。
空間(家)の広さは心の広さに影響するのでしょうか。

いのちって感じがする

朝の清々しい空気を吸っている時、娘を追いかけて土の上や草むらを歩いている時、薪ストーブの火をぼんやり眺めている時、夜空を見上げてだんだん目が慣れて星が増えていく時。
いのちって感じがします。何かの機械の部品ではなく、自然ともつながりのある、生きている人間なんだということを確認できます。
それはぼくの中の自尊心や自他への信頼を回復させてくれる感じがします。とても抽象的ですが、すごく大切なことです。


「暮らす場所」がこんなに自分を変化させてくれることに、好奇心でドキドキしています。
2021年も箱根でたのしく暮らしていきます。