たのぶろ/コーチングと森林浴と、ジェンダーと

自分を大切にするために、一歩踏み出すエッセンスをお届けしています。

子育ての経験から学び、自分を変化させられる親でありたい

夫です。先日妻が書いたこの記事がとても良いなぁと思いまして。
tanoraku.hatenadiary.com
アンサーソングならぬアンサーブログを書いてみようかなと。
2人で書いてるとこういうこともあっておもしろいです。

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危なっかしくてもどんどんのぼる
子育てって学びがたくさん

子どもの瑞々しい感性、常識にとらわれない行動、新鮮な目で世界を見ることからの指摘、などなど。
もちろんそれらもすごく学びになるのですが、僕が感じているたくさんの学びというのは、自分自身の価値観や生き方がめっちゃ揺さぶられるということです。

こんな書き方すると怒られたり心配されたりしちゃうかもしれませんが、ぼくは子育てしていて「不快」になる時はけっこうあります。

  • 想定外・無軌道に見える出来事にふりまわされる。
  • 仕事や大人同士の友人関係とはぜんぜんちがう脳みそや筋肉を使う感じ。
  • 自分のいままでのパターンが通用しない、受け入れてもらえない。
  • ふとしたときにもたげてくる自分の中の「加害」や「支配」の気配への葛藤。
  • 最愛であるはずの家族を上手に愛せない時の自己嫌悪。

いろんなことあります。こんなチャレンジを有史以来の人類はみんな乗り越えてきたのかと思うと、ご先祖様リスペクト高止まりです。
でも、こういう「不快」の全部を拒否して、自分だけ「快」であることってなんなんだろうとも思うんです。
知っていること・やってきたことの中でおさまって、都合の良いように他者(子どもや妻)をコントロールする自分は、けっこう嫌だなと。「なにがあっても自分は変わらないぞ」っていう親になるのは、ダサいなと。

一緒に変化できる自分(親)でありたい

子どもはすごいスピードで変化(成長)していきます。
子どもと一緒に生きる親だからこそ、一緒に変化していきたい。
そもそも子育てに正解なんてないんだから。ふにゃふにゃと変わりながら考えていけばいいじゃん。

妻は「フルキャリ」という概念を知ってピンときたと書いていますが、ぼくもなんとなくわかる気がします。
仕事も子育ても日々の暮らしもそれぞれを切り離さずに、どんどん影響されて「フルの自分」が形になっていく。
どんな形になるかはわかりませんが、不確実だからこそおもしろい。
思い通りにならないこともあるけど、自分の人生。