たのぶろ/コーチングと森林浴と、ジェンダーと

自分を大切にするために、一歩踏み出すエッセンスをお届けしています。

移住に向けて夫婦の価値観をどう擦り合わせたか?という話

こんにちは。妻です。夫婦で箱根へ移住しようと決断し、実際に引っ越して、箱根の環境を楽しみながら暮らしています。

元々移住に興味があった…!わけではない我々が、どのように夫婦で価値観や考え方を擦り合わせてきたかを書こうと思います。

f:id:tanoraku:20201221220014j:plain
雪が降ったよ
まず、結婚前から。

私は幼いころ愛知県の田舎に住んでいたため、子供には広い校庭で走り回って生活してほしい・東京では実現が難しいのでは?と考えていました。夫に話したところ「自分は東京生まれ・育ちだし、東京を離れる気はない」と一蹴され会話終了。

その後結婚。

ふとしたときに、もう一度田舎で子育てしたい思いを伝えてみましたが、夫は驚きの「キレる」で返してきました…。田舎に行く気はさらさらないと。もう二度とその会話をしてくれるなと。もうずーっと東京なのかぁ…まぁ便利だし、仕事もこっちだし、と傷ついた自分を納得させる。

時は流れて、新型コロナが発生。

日本と海外の対応の違いを見たり、北海道知事が頑張っているのを見て、居住地と政治などについて夫婦で話す。そして恐る恐る「東京以外に住む選択肢があるのでは?」と夫に伝えたところ、合意をゲット。そんな答えが返ってくるとは思ってなかったので、心底びっくり。当時の移住候補は北海道(政治)・軽井沢(教育)・エストニア(教育&IT)。タイミングは、私は3-5年後、夫は20年後!!!

そして、緊急事態宣言。

家が狭い!(寝る部屋が狭すぎる&仕事部屋が欲しい)・近くに自然が欲しい!で、引越しを考えるようになるが、実際に動けるほど価値観はあってない。
私は、私の実家と東京のどちらにも通いやすい小田原に今すぐにでも引っ越したい。夫は、友達が多くいる松戸に1年後くらいに引っ越したい。
小田原と松戸で両者譲らず平行線。この状態で、たまたま見つけたハコネステイルに応募&当選。
www.hakonestayle.com


物件探しを始める。

ネットで小田原と松戸の物件探しを始め、イメージを膨らませるために松戸の物件を内見。合わなかったらすぐ引越せる賃貸物件を見せてもらいました。
東京での家は分譲タイプで、少し古いけど作りはしっかりしていたのもあり、家のクオリティは我々にとっては重要…!ということを発見。この時点で、夫婦ともに引越しに求めるものはこの4つだ!と決まりました。

  1. 家のクオリティ(仕事する・子育てする・料理するが満足にできるか)
  2. 自然・公園が近くにある
  3. 友達がいるor仲良くなれそうなコミュニティが近くにある(移住者コミュニティとか)
  4. 災害に強い(最近多い水害は結構気にしてた)
そして、箱根のトライアルステイへ。

本格的な移住は考えておらず(だって山奥だし…)、ただゆっくりリフレッシュして、小田原に物件見に行こうくらいの気持ちできましたが、箱根は我々の心を奪っていくのです‥。

  • 住んでみたい…!と強烈に思える家を見つけてしまった。
  • 自然も豊かというか山。空気が澄んでて気持ちよすぎる。
  • お世話をしてくれるハコネステイルの方々がフランクでいい人達。友達になれそう。
  • 水害はなさそう。土砂崩れや噴火はあるかもだけど、気にしてたら日本どこも住めない。

夫婦で決めた引っ越しで求めるものにピッタリ合致。夫の移住へのテンションも爆上がりして、あーこれはここに住むなぁと思ったのです。

という感じで、

夫婦で少しずつ少しずつ価値観を確かめて、すり合わせて、
お互いがコレだ!と思えるものを探して、箱根移住にたどり着きました。

時間はかかるけど、どちらかが折れたり、不満を持ったりせずに、
夫婦の良きタイミングで、二人にとって良き決断をしていけるといいなと思います。